【おススメ本】地球のかたちを哲学する

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この本と出合ったきっかけ

そもそもは、兄が「地球の中心は鉄だっていうけど、どうして鉄だと言い切れるの?どうやって調べたの?」という疑問を持ったことがきっかけ。
ネットで調べてみたら、隕石の解析や、地震波の伝わる速さ解析などから主に鉄からできていると推測されているそうです。(たぶん)

そのことを伝えて、「昔は象が支えていると思われてたのに、今は中心が何でできているかまで推測してるんだもん、すごいねー」というと、「なんで象??なんで昔のひとはよりによって象なの?」と言い出したので借りてきた絵本でした。

この本で紹介されていること

この本では、紀元前から現代までで「地球のかたちは、どんなかたち?」かと考えてこられたか、の推移が紹介されています。

私の記憶では「亀と象が大地を支えていると考えられていた」というイメージだったのですが、この本によると地域によって全く違う考えがあって面白かったです。 大地をささえてくれているものは、象だったり、 亀だったり、ヘビだったり、魚だったり…。海の中には天国があったり。

時がたつにつれ、だんだん円形になっていき、やがて球になっていき…
長い年月をかけて現在の地球の形だということがわかってき、今度は地球の中には何があるのかということに興味はうつり。

ひとつひとつに西暦を記入してくれているので、推移がわかりやすい!

最後のページには見開きで年表があり、地域別にどんな考えだったかをわかりやすく書いてくれているので、「もうこの時期にはヨーロッパではこんな風に考えられていて、アジアではこんな風に考えられていたのか。」とわかりやすかったです。

また「ローマ帝国滅亡」などの歴史も同時に書き込んでくれているので、 歴史のイベントとともに人々の交流が起こり、文化が広まっていったのだろうなと思いをはせることができました。

兄も「この本おもしろい!」と喜んでいました。
結構お高い本なので、興味があれば図書館で探してみてください~!

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